臨床美術は認知症の予防や改善を目的に作られた独自のアートプログラです
今では子どもから大人、障害を持つ方から高齢の方まで全ての方が対象です
目次
臨床美術とは
臨床美術は独自のアートプログラムに沿って創作活動を行うことにより、脳を活性化させ認知症の予防やケア、働く人のストレス緩和、子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法(アートセラピー)のひとつです。
臨床美術士の指導により、独自のアートプログラムに沿って行われます。
絵が苦手という人でも、一人ひとりの表現が生き生きと“個性”として現れ出て、驚いたり喜んだりしながら味わい深い素敵な作品が出来上がるようなプログラムになっています。
臨床美術は、以下などの様々な現場で実践されています。
保育園・学童・公民館・企業への出張講習
高齢者施設やリハビリ病院、障害者福祉施設などのデイアート
引きこもりや不登校などの自立支援施設
そのほか地元カフェやイベントでの単発講座など
自然を感じるモチーフがいっぱい
旬の食材や自然物などのモチーフを用意したりすることが多いですが、それらを手にした参加者の方々の顔がぱぁっと明るく生き生きとしたものになり会話も弾みます。
感性教育・情操教育
臨床美術プログラムをもちいた絵画造形教室は、おこさまの感性教育・情操教育にぴったり
公民館などの生涯学習教室
各世代の皆さまと臨床美術の制作を楽しみ、
心を生き生きとした思いで満たしていく、お手伝いをしたいと思っています
出張講習のようす
元々は高齢者向けに開発された手法ですが、子どもの美術教育や情操教育としても注目され、現在では発達が気になる子どもへのケア、小学校の特別授業、社会人向けのメンタルヘルスケアなど多方面で取り入れられています。